してみると、あなたがたも、悪い者であっても、自分の子どもには良い物を与えることを知っているのです。とすれば、なおのこと、天の父が、求める人たちに、どうして聖霊を下さらないことがありましょう。(ルカ11:13)
ルカ伝は祈りの福音書といわれるほど祈りについて教えています。イエス様自身がたびたびお祈りをした姿が描かれています。イエス様が洗礼を受けたとき、12弟子を選ばれる時、72人の伝道報告を受けたとき、あるいは変貌の山での出来事、そしてこの11章のはじめイエス様の祈る姿が「主の祈り」を教える契機になりました。また最後の晩餐、ゲッセマネでの祈りが記されています。
求めなさい、捜しなさい、たたきなさいと命じられた後、だれであっても求める者は受け、捜す者は見つけ出し、たたく者には開かれますと約束が保証されています。ですから私たちは願いを得るまで熱心に祈るべきとを教えられています。
ここでわたしたちが求め、捜し、たたいて得るものは何でしょう。人の父親が子どもの求める以上の良い物を与えることが、父親として普通のことであるなら、天のお父様はそれ以上の良い物、聖霊を与えて下さるというのです。
私たちにとってベストなものそれは聖霊です。
聖霊は私たちに力を与えてくださいます。私たちを助けて下さいます。聖霊を求めて
証人としての力です。使徒1:8にあります地の果てにまでキリストの証人になる力です。
この力は私たちを愛の人に変えます。
キリストをもっと深く理解する力です。
私たちもこの従順さにならうことが必要です。御霊に満たされた生活は主の従順に習うこ
こうした素晴らしい聖霊の贈り物を得るためにイエス様は求めない、捜しなさい、たたきなさいと教えています。
佐々木 博
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