2011年12月26日月曜日

今週の聖句

きょうダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになりました。この方こそ主・キリストです。ルカ2:11

クリスマスおめでとうございます。私たちは自分の罪科と罪のために死んでいたものです。エペソ2:1キリストを知る以前は、まさに罪科の中でした。人生の道を外していました。罪の中でした。的外れな生活を送っていました。自己中心でした。自分の世界を広げることが第一でした。自分が王様になることです。そのために仮面をかぶり、自分を隠し、人をだまし、自分をコントロール出来ると考えていました。

その結果生じるものは不信と憎しみです。毎日その結果である犯罪事件をいやになるほど見せられ、聞かされています。私たちは皆同じようにその当事者です。多くの人は自分で自分が嫌になっています。あたりまえです。静かに自分の心をのぞけばやりきれなくなります。

そんな私たちのために今日イエス・キリストがお生まれになったのです。神はそのひとり子をお与えになったほどに、世を愛されました。神の愛が示されたのです。

神はそのひとり子を世に遣わし、その方によって私たちにいのちをえさせて下さいました。ここに神の愛が私たちに示されたのです。Ⅰヨハネ4:9 まさにキリストこそ神の愛そのものの姿です。さらに弟子のヨハネは初めからあったもの、私たちが聞いていたもの、目で見たもの、じっと見、また手でさわったもの。Ⅰヨハネ1:1 圧倒的な存在感で、主が2000年昔に実在した方であることと証言しています。

クリスマスの祝福をお祈りします。

幕張本郷クリスチャンコミュニティ
佐々木 博 
043-275-5254

礼拝 毎日曜日 午後3時
集会 毎水曜日 午後1時30より

お知らせ
千葉三浦綾子読書会
1月14日(2時から4時まで)
会費300円
課題図書 氷点 講師 前読書会代表 長谷川与志充 先生

2011年12月19日月曜日

今週の聖句

そして、その家に入って、母マリヤとともにおられる幼子を見て、ひれ伏して拝んだ。そして、宝の箱をあけて、黄金、乳香、沒薬を贈りものとして捧げた。それから、夢でヘロデのところへ戻るなという戒めを受けたので、別の道から帰って行った。マタイ2:11,12

来週はクリスマス礼拝です。多くの教会が礼拝の後祝会を開き、イエス様の誕生を喜んでお祝いします。大きな喜びの日です。しかし、ある意味聖書はイエス様の誕生にはそれほどの関心をもっていません。

何故でしょうか。4福音書も誕生の記事を書いていますのはマタイ、ルカ2つの福音書です。福音にとって大きな関心は十字架と復活だからです。しかし、この記事で注意したいのは、はるばる東からイエスを尋ねてきた博士たちがイエスに出会って礼拝を捧げた後、別の道を通って帰ったことです。

東からと言いますと私たちはすぐに想像できる国がありますが、そうした国から来たとしても約1600kの距離があります。

何ヶ月もかけ、多くの危険をおかしながら旅を続けて来ました。ユダヤ人の王としてお生まれになった方を拝みに来たのです。彼らがどの程度イエスを救い主として理解していたかは分かりません。弟子たちでさえ十字架にかかるまでは、地上的な王をイエス様に期待していたのですから。

しかし、幼子イエスを礼拝して後、彼らは違った道から帰ったのです。イエスにであったものは、イエスを礼拝したものは、自分の持っている黄金、乳香沒薬、にまさるものを見つけたのです。イエスを礼拝する、人生かけて探し出し、見つけ、自分の最も大事なものを捧げてもそれにまさるものを得ることです。

良きクリスマスお祈りしています。

幕張本郷クリスチャンコミュニティ
佐々木 博 
043-275-5254

礼拝 毎日曜日 午後3時
集会 毎水曜日 午後1時30より

お知らせ
千葉三浦綾子読書会
1月14日(2時から4時まで
会費300円
課題図書 氷点  前読書会代表長谷川与志充先生

2011年12月16日金曜日

今週の聖句

ところが風を見てこわくなり、沈みかけたので叫び出し、「主よ。助けてください」といった。マタイ14:30

状況はヘロデの宮殿では、彼の誕生祝いが盛大に祝われておりました。その席で彼の妻ヘロデヤの娘がヘロデ王のためにお祝いの舞をおどりました。その褒美に捕えておいたヨハネの首をはねたのです。ヘロデの本音、ヘロデの残酷さがよく書かれています。

その噂を聞いてイエス様は、そこを去り淋しい所に行きました。後に続いた多くの群衆をあわれんで、病を癒し、4千人を食べさせ、強いて弟子たちを向こう岸に行かせ、ご自分は祈るために一人山に行って祈られた。

情景が浮かびます。宮殿の中では盛大なパーティが開かれています。そこには預言者ヨハネの首を平気ではねるという狂気が行われています。快楽と残酷の世界です。イエス様はその話を聞くとそこを去られました。イエス様の世界ではないのです。

そして夜中向こう岸に行く予定の弟子たちの船は向かい風の中苦戦していました。イエスと共なる人生でないと苦戦します。世の荒波にのまれます。イエス様は夜中の3時ころその湖の上を歩いて弟子たちの船に近付いたのです。幽霊かと驚きましたがイエス様とわかるとペテロが主よもしあなたでしたら、わたくしに水の上を歩いてここまで来いとお命じになって下さいと言いました。そこでペテロは船から出て歩いてイエスのほうに行った。ところが風を見て恐くなりました。イエス様に対する信仰がなくなったのです。その時怖くなりました。イエスに対する信頼がなくなる時、恐怖にとらわれます。

アドヴェントの第3週キリストのみを真実に待ち望みたいと思います。平安をお祈りしています。

幕張本郷クリスチャンコミュニティ
佐々木 博 
043-275-5254

礼拝 毎日曜日 午後3時
集会 毎水曜日 午後1時30より

お知らせ
千葉三浦綾子読書会
1月14日(2時から4時まで)
会費300円
課題図書 氷点  前読書会代表 長谷川与志充先生
楽しみにお出で下さい。

2011年12月6日火曜日

今週の聖句

見よ、処女が身ごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。(訳すと、神は私たちとともにおられる、という意味である)マタイ1:23

主の待降節第2週です。この予言の言葉はイザヤ書7:14節の言葉です。夫ヨセフは正しい人であると書かれています。自分のいいなずけマリヤが身重になったのに苦しみました。身に覚えのない出来事でした。

自分の愛する者が、不始末をした。その原因を追究するのに躊躇するものがありました。問い詰めればことの真相はわかるでしょう。しかし、公になればマリヤとその胎の子は死刑なるのは確実です。愛するが故に事の事実を明らかにできない。あるいはその事実を承認できない。姦淫は石打ちの刑です。ヨセフはこの現実の前に大いに悩んだのです。夢に見るほどに悩みました。

その時夢に主の使いが現れて、あなたの妻マリヤを迎えなさい。その胎に宿っているものは聖霊によるのです。との御告げを聞きます。乙女が身ごもる、このような事実を当時者の夫ヨセフすら理解できない出来事でした。ひそかに離縁しようとしたほどの出来事でした。

愛するマリヤを離縁するぎりぎりまで悩んだほどの出来事です。イザヤ7:14のインマヌエル預言もユダの王、アハズの時のこと、アラムの王と、イスラエルの王レマルヤの子ペカがエルサレムに上って来て、ユダがその存亡に立たされた時に、不信仰に陥っていたアハズにあたえられた預言なのです。

どちらもその存亡の危機の時に与えられました。ユダ王国の存亡です。ヨセフとマリヤの愛の存亡の時です。どちらも相手にどう話し、事の次第をどう理解してらうか、大変厳し状態におかれていた時にあたえられた預言でした。

インマヌエルなる神の誕生にヨセフのこの悩みがありました。悩みの時こそインマヌエルなる神を体験する時です。クリスマスは私たちに理解できない出来事です。聖霊のはたらきです。主の使いによって示された時、ヨセフはマリヤを妻として迎えたのです。

寒くなりました。皆様の健康のためにお祈りしています。

幕張本郷クリスチャンコミュニティ
佐々木 博 
043-275-5254

礼拝 毎日曜日 午後3時
集会 毎水曜日 午後1時30より

お知らせ
千葉三浦綾子読書会
1月14日(2時から4時まで)
会費300円
課題図書 氷点  講師前読書会代表長谷川与志充先生