2011年12月6日火曜日

今週の聖句

見よ、処女が身ごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。(訳すと、神は私たちとともにおられる、という意味である)マタイ1:23

主の待降節第2週です。この予言の言葉はイザヤ書7:14節の言葉です。夫ヨセフは正しい人であると書かれています。自分のいいなずけマリヤが身重になったのに苦しみました。身に覚えのない出来事でした。

自分の愛する者が、不始末をした。その原因を追究するのに躊躇するものがありました。問い詰めればことの真相はわかるでしょう。しかし、公になればマリヤとその胎の子は死刑なるのは確実です。愛するが故に事の事実を明らかにできない。あるいはその事実を承認できない。姦淫は石打ちの刑です。ヨセフはこの現実の前に大いに悩んだのです。夢に見るほどに悩みました。

その時夢に主の使いが現れて、あなたの妻マリヤを迎えなさい。その胎に宿っているものは聖霊によるのです。との御告げを聞きます。乙女が身ごもる、このような事実を当時者の夫ヨセフすら理解できない出来事でした。ひそかに離縁しようとしたほどの出来事でした。

愛するマリヤを離縁するぎりぎりまで悩んだほどの出来事です。イザヤ7:14のインマヌエル預言もユダの王、アハズの時のこと、アラムの王と、イスラエルの王レマルヤの子ペカがエルサレムに上って来て、ユダがその存亡に立たされた時に、不信仰に陥っていたアハズにあたえられた預言なのです。

どちらもその存亡の危機の時に与えられました。ユダ王国の存亡です。ヨセフとマリヤの愛の存亡の時です。どちらも相手にどう話し、事の次第をどう理解してらうか、大変厳し状態におかれていた時にあたえられた預言でした。

インマヌエルなる神の誕生にヨセフのこの悩みがありました。悩みの時こそインマヌエルなる神を体験する時です。クリスマスは私たちに理解できない出来事です。聖霊のはたらきです。主の使いによって示された時、ヨセフはマリヤを妻として迎えたのです。

寒くなりました。皆様の健康のためにお祈りしています。

幕張本郷クリスチャンコミュニティ
佐々木 博 
043-275-5254

礼拝 毎日曜日 午後3時
集会 毎水曜日 午後1時30より

お知らせ
千葉三浦綾子読書会
1月14日(2時から4時まで)
会費300円
課題図書 氷点  講師前読書会代表長谷川与志充先生

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