2009年2月11日水曜日

今週の聖句

しかし、必要なことはわずかです。いや、一つだけです。マリヤはそのよいほうを選んだのです。彼女からそれを取り上げてはいけません。ルカ10:43
 
この対照的な姉妹は私たちに奉仕の本質を教えくれます。私は先週めちゃめちゃに忙しい1週間でした。葬儀が2件入りました。それも家内の姉が土曜日に亡くなりました。わたしの思いはこの二つの葬儀に集中してしまいました。また今週も10日火葬、11日記念会と続きます。忙しいことは大変喜ばしいことですが、たくさんの思い煩いを起こさせるものです。それなりに毎日デヴォ―ションの時を持っていたのですが十分ではなかったことに気がつかされました。それはマリヤのように聞くことをしなかったのです。
 
マルタとマリヤの違いはイエス様中心か、自分中心かの違いではないでしょうか。二人ともイエス様を愛し、尊敬しどちらも精いっぱいイエス様をもてなす気持ちがあったことだと思います。そのもてなし方が違いました。イエス様はマルタを批判していません。否マルタは自分の気持ちの赴くままに肝心の大事なことを忘れてしまって心乱れ、思い煩ってしまいました。
 
大事なことは主の足元で主の御声を聞くことです。御言葉のことを差し置いてマルタはイエス様の接待に心が奪われました。

わたしに与えられた仕事は牧師と葬儀業です。私にとってどちらが上とも下とも考えたことはありません。ともに神様から与えられた主の仕事です。わたしが間違ったのは、その仕事の忙しさにまぎれ、次々にいろいろなことを考え思い煩ってしまったことでした。シンプルに仕事をきちんと果たして、主の御前でイエス様の御声を聞く、この大事なことがおろそかになったのです。順序が逆になりました。御声を聞いて仕事に励むべきでした。
 
その結果、心が落ち着きませんでした。あれやこれや集中出来ませんでした。こんな経験ありませんか。どんなに時間がなくてもひと時、主の前に聖書を読み、主の前にたち、御声を聞く、新しく力と知恵が与えられます。
 
お祈りしています。

佐々木 博

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