あなたの神、主を心に据えなさい。(申命記8:18)
面白い表現です。
申命記8章は荒野での40年の全行程を覚えていなければならないと教えています。
あなたを苦しめて、あなたを試み、あなたがその命令を守るかどうかあなたの心の内にあるものを知るためであった。
わたしたちの心のうちとは私たちが食べて満ちたり、立派な家を建てて住み、私たちの牛や羊が増え、金銀が増し、私たちの所有物がみな増し加わると私たちの心が高ぶり、私たちの神、主を忘れてしまうのです。人の変わらない姿です。こうした意味で荒野での40年は意味がありました。
荒野での試みは、あなたがたが心のうちで「この私の力、私の手の力がこの富を築き上げたのだ。」といわないように気をつけることなのです。これも私たちがいいそうな言葉です。しかし聖書信仰は絶対他力、神の力によるものなのです。
荒野での40年の奇跡を見れば如何に自分たちの力が無力なものであるかを知るはずです。奴隷の家エジプトから連れ出し、堅い岩から、水を流れ出し、マナを降らせ、燃える蛇やサソリのいる荒野を通らせたのは神の力なのです。
これはほかでもないあなたがたを幸せにするためなのです。
だからあなたの神、主を心の中心に置き、揺らぐことなくこの神に信頼することが祝福の基なのです。
この厳しい不況の中、まったく自分を捨て、神に信頼する者の祝福を経験しませんか。あなたの荒野を導く神を心に据えましょう。
祝福をお祈りします。
佐々木 博
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