2010年6月21日月曜日

今週の聖句

彼は主を信じた。主はそれを彼の義と認められた。(創世記15:6)

アブラハムが割礼のある者、割礼のない者の父となった記事です。かれは、割礼を受けていない時、信仰によって義と認められたことの証印として、割礼というしるしをうけたのです。それは、割礼を受けないままで信じて義と認められる、すべての人の父になり、また割礼のある者の父となるためでした。

アブラハムは信仰の父です。救いは恵みと信仰とによるのです。余りに単純でやさしいので、現代の人はむしろ疑うほどです。何だ、こんな簡単なことか。そうです、いまは、こんな簡単なことが出来ないのです。心がこざかしさに満ち溢れているからです。損得を考え、利を考え、友人知人を考えるからです。人と同じことをすることは平気なのです。自分独自の行動はなかなか難しいようです。

人は信仰によって本来のあるべき自分を見出す者です。ダマスコの王べネハダテは有能な将軍でした。らい病にかかっておりました。その妻の女奴隷から、このらい病を癒すものがサマリヤに住んでいることを聞かされ、預言者エリシャを訪ねます。預言者は、神のまったき力を現わすために、本人に会わず、ヨルダン川で7度身をあらうように命じました。

侮辱されたように感じた将軍は、そのまま帰ろうとするのですが、部下の勧めに従いヨルダン川で7度身を浸すとらい病は完全に癒されたのです。自分の高慢を捨て、神の御ことばに従う時救われるのです。

信仰は単純です。信じるなら救われるのです。今の時代、このシンプルさのない時代です。神は心のこざかしいものを決して顧みない。(ヨブ37:24)

祝福をお祈りしています。

幕張本郷クリスチャンコミュニティ
佐々木 博 
043-275-5254

礼拝 毎日曜日 午後3時
集会 毎水曜日 午後1時30より

お知らせ
千葉三浦綾子読書会
6月5日(2時から4時まで
会費200円
課題図書 氷点 上

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