2010年6月28日月曜日

今週の聖句

彼らは、心配し、身を震わせて、互いに言った。「神は、わたしたちにいったい何ということをなさったのだろう。」(創世記42:28)

自分の身に起こった出来事が理解できなくて、心配をしているヤコブの息子たちの姿がリアルです。この真相をしっているわたしたちには、滑稽に映ります。

全世界が飢饉でした。カナンのヤコブ一族も食糧難に苦しんでいました。ヤコブはエジプトに穀物があると聞き、息子たちをエジプトに下らせ、食料を買いに行かせたのです。時のエジプトの宰相は、かつて自分たちが憎み、イシュマエル人に奴隷として売った弟のヨセフでした。その弟ヨセフがエジプトの宰相になっていたとはそれこそ、夢にも思わぬ出来事でした。人生の大逆転劇です。しかし、弟ヨセフは目の前に穀物を買いに来たのが自分の兄と知ったのですが、自分の身分を明らかにしませんでした。

そして、彼らの穀物代金を、彼らに知れぬように、ヨセフが彼らのロバの飼料袋に戻しておいたです。この聖句はこの時の彼らの驚きの言葉です。

思わぬ祝福を受けた時、人は誰でもいぶかって、神は何ということをなさったのだろう思います。

人は目の前に起きてる、その時のことだけを考え、決断します。あるいは感情のままに行動してしまいます。そのとき、その時が、あなたにとって最善であったのです。

最後に父ヤコブが死んだ後、ヨセフの報復を恐れた兄たちがヨセフにいいます。

わたしたちはあなたの奴隷です。ヨセフは彼らに言った。あなた方は、私に悪を計りましたが、神は良い事のための計らいとなさいました。(創50:20)

神の御計画に従って召された人々のためには、神がすべての事を働かせて益として下さることを、私たちは知っています。(ロマ8:28)

明日のいのちさえ分からないのです。ですから万事が益として下さること知って生きるのです。ここにクリスチャンライフがあります。

祝福をお祈りします。

幕張本郷クリスチャンコミュニティ
佐々木 博 
043-275-5254
礼拝 毎日曜日 午後3時
集会 毎水曜日 午後1時30より

お知らせ
米田ひろし ヒーリングコンサート
7月16日 午後2時~4時  無料です。
今の喧騒から逃れて、心やすらぐひと時を持ちませんか
心に響く音楽と語り
知っている人は知っている米田ひろしの世界

0 件のコメント: