2010年11月2日火曜日

今週の聖句

また、アベルは彼の羊の初子の中から、それも最良のものを、自分自身で持って来た。主はアベルとそのささげ物とに目をとめられた。創世記4:4

アダムとエバの間に二人の兄弟があたえられました。兄は地を耕すものとなり、弟は羊を飼う者となりました。地上には4人が住んでいました。のどかな牧歌的な風景が思い描かれます。ある時期、作物の収穫の時、羊が子を産む時期にそれぞれ神への捧げものを致しました。ここにはわずか8行ほどの短い記事の中に、二人の神への礼拝の態度の違いが鮮やかに描かれています。

カインは捧げものをするのに、十分な吟味もせず、収穫した多くの物の中から適当に選んで捧げました。弟アベルはどうでしょう。数ある羊の中から、それも初子を選んで、最良のものを選び、自分自身で持ってきたと書かれています。二人とも自分自身でもって来たのですが、弟のアベルにはこの表現が書かれています。二人の心のありようの違いが、端的に鮮やかに示されています。

どちらが真実に、そして誠実に神に捧げものをしたでしょうか。これは私たちの礼拝に対する教えです。神の御前に、私たちは自分の体を神に受け入れられる、聖い、生きた供え物として捧げなさいとパウロは勧めています。

毎週の礼拝に私たちはどのような準備、配慮、努力をして臨んでいますか。神様に自分自身を捧げる時、礼拝する時アベルのようでありたいと願います。

このところ寒さが続きます。体調にご注意ください。平安をお祈りしています。

幕張本郷クリスチャンコミュニティ
佐々木 博 
043-275-5254
礼拝 毎日曜日 午後3時より
集会 毎水曜日 午後1時30より

お知らせ
千葉三浦綾子読書会
11月7日 礼拝 午前11時~12時
11月7日 午後2時30分から 三浦綾子文学セミナー
「したきりすずめのクリスマス」
講師 森下辰衛先生 元福岡女学院大学文学部助教授、
三浦綾子記念文学館特別研究委員
三浦綾子読書会顧問

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