2010年12月23日木曜日

今週の聖句

それから、夢でヘロデのところへ戻るなといという戒めを受けたので、別の道から自分の国へ帰って行った。マタイ2:12

遠くバビロンあるいはアッシリヤの国からでしょうか。東方の博士たちがはるばるエルサレムまで、ユダヤ人の王としてお生まれになったイエス様を拝みに来たというのです。

当時の旅は今と違っていのちがけです。遠くバビロンからですと4200キロぐらいはあるでしょうか。現在のように車、電車、飛行機と交通手段があるわけではありません。道路も、治安も整備され、守られているわけではありません。野獣に襲われ、強盗に会う危険もありました。昼暑く、夜は凍るような気温の中での長旅です。

まさに命をかけて、ただ一つの星を見て救い主のご降誕を信じたのです。彼らはユダ人ではありません。多分ユダヤ人の捕囚民から旧約の預言を聞いていたのだと思います。単なるユダヤ人の王としてお生まれになったと信じたわけでありません。なぜなら、彼らはエルサレムに来て、王の誕生地を聞いているからです。王はエルサレムにいるのです。彼らは教えられてベツレヘムに行きます。

ベツレヘムにいるイエスの家に入って幼子を拝したと書かれています。貧しい、小さな家であったと思われます。しかし、彼らはその家に入って幼子を礼拝したのです。何とシンプルで素直な信仰でしょう。金殿玉楼に住み、多くの家臣たちに仕えられている幼子ではないのです。彼らの信仰の確かなことが伺えます。そして、礼拝した後、博士たちはもと来た道に戻らなかったのです。

イエスを礼拝したものは、再び過去の自分に戻ることはないのです。新しい人生へと旅立つのです。そのイエス様がお生まれになったお祝いがクリスマスです。ADキリストがお生まれになってから2010年目のクリスマスです。

本当にクリスマスおめでとうございます。

幕張本郷クリスチャンコミュニティ
佐々木 博
043-275-5254
礼拝 毎日曜日 午後3時
集会 毎水曜日 午後1時30より

お知らせ
千葉三浦綾子読書会
1月22日(2時から4時まで)
会費300円
課題図書 「塩狩峠」

1 件のコメント:

ベテスダ・柏 さんのコメント...

【父の感動】(蕎麦打ち名人)

お湯が
グツグツ グツグツ
煮え立っている。

朝冷えた
妻の居ないキッチンを
湯気が ふわぁ っと
暖めて昇る。

手打ちの蕎麦(そば)を解しては、
湯の中へと落として行く。
蕎麦は、一旦沈んで浮き上がり
気持ち良さそうに泳ぎだす。

そして泡立ってきて
コップ一杯の水で キュッ!
旨そうな色へと衣替え?


昨日(12/26)、幕張本郷クリスチャンコミニティーで
頂いてきた手打ち蕎麦。
牧師さんが精魂込めて打ったと言う。

90歳になる父が
じぃぃぃぃ と静かに見詰めている。
(爺(じじい)じゃ無い ょ)
「んんんんんん」と唸って口に運ぶ。
笑みに顔がほころんで
「手作りかぁぁぁぁ」とボソッと呟く。
そして箸(はし)を下に置くことなしに
ニコニコ と ニコニコ と
タダ タダ ニコニコ と
幸せそうに蕎麦を掻き寄せては、
口に運び頬張っている。

満足そうに最後の千切れた一本までも
摘んでは口に運び、腹をなぜおろす。

ミルキーにあわく白い蕎麦湯を残った
汁に注いでは、まったりと口に運ぶ。
ふぅ~ ふぁ~ ふぅ~~ と
口を窄め(つぼめ)て冷ましては啜っている。
そして
「温まるなぁぁぁ~~」と 呟いた。
年末の朝
静かな朝  妻も子供たちも居ない
なんだか 寂しい 朝の時間が流れる。