2008年12月17日水曜日

今週の聖句

「キリストはいのちの光として、闇の世界に輝いており、闇の世界は、決してこれに打ち勝つことはできない。」ヨハネ1:5(現代訳)尾山令仁訳

ヨハネはこの福音書を70年近い信仰生活の末に、90才代で書きました。多くの苦労と迫害との試練を超えて書き上げました。ですから他の共感福音書とは趣を異にしています。イエス様の生涯をヨハネの信仰歴というフィルターを通して書き上げたものです。とても霊的な福音書です。

キリストは命の光として紹介されています。光といのち、明るく希望に満ち、生き生きと躍動感を感じます。

闇の世界、それは最終的に死が支配する世界です。そこは失望に満ち、お互いが自分のために生きるのに必死の世界です。

当時のイスラエルもいまも民衆はしえたげられ、搾取され、生活苦にあえいでいます。本当の意味でお金の大事さを知らされ働くことの意味、生きることを考える時代です。

自分の存在を確認しながら、真に生きることを求める時代です。イエスはそのために来られました。

いのちの光として来られたのです。このイエスにわたしたちは人生の存在を見出すときいのちにあふれた人生を歩むことができるのです。

よきクリスマスをご一緒に守りましょう。
祝福をお祈りしています。

佐々木 博

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