2009年1月12日月曜日

今週の聖句

わたしは、あなたがたに平安を残します。わたしはあなたがたにわたしの平安を与えます。わたしがあなたがたに与えるのは、世が与えるのと違います。あなたがたは心を騒がしてはなりません。恐れてはなりません。(ヨハネ14:27)

ヨハネの福音書は13章から最後の晩餐の記事になります。

過ぎ越しの祭りの前に、この世を去って父のみもとに行くべき自分の時が来たことを知られたので、世にいる自分のものを愛されたイエスは、その愛を残るところなく示された。(ヨハネ13:1)
 
ご自分が十字架にかかり、残される弟子たちの不安を思いやったイエス様の愛に富んだお言葉です。

弟子たちが信じ、このお方こそダビデの再来で、みじめなイスラエルの国を再興し、自分たちもこの再興された国でなにがしかの立場になることを期待していた弟子たちにとって、まして自分の信じるイエスさまが十字架にかかることになろうとは、全く予期しないことでした。ですから最後までだれが一番偉いのだろうかと争っていたのです。
 
予期しない理不尽なこと、不条理なことがまかり通る世の中です。こうした現状をみますと大きな不安や恐れにとらわれてします。弟子たちがこうした状況に会うことになるのです。

解決の道も希望もないように思われます。しかし状況にとらわれないで、一歩退いてイエス様の御言葉を信じ、信頼するとき、この世の与えるのと違ったイエス・キリストの平安に満たされるのです。

主の平安をお祈りしています。

佐々木 博

0 件のコメント: