私は祈っています。あなたがたの愛が真の知識とあらゆる識別力によって、いよいよ豊かになり・・・(ピリピ1:9)
ピリピ教会とパウロとの関係は大変良好でした。この手紙が書かれた時も、パウロはローマで捕らわれの身でしたが、この囚人パウロに物心両面の援助だけでなく、エパフロデトを送ってパウロに仕えさせたのです。いかにピリピの人々がパウロを愛していたがわかるでしょう。その愛に富んだピリピの人にさらに愛が豊かになるように祈っているのです。
愛の人には愛がわかるのです。信仰の人には信仰がわかるのです。祈りの人には祈りがわかるのです。愛のピリピ教会にさらに愛が豊かになるようにと祈っているのです。
それは知識において、識別力においてです。それも豊かにです。豊かとは満たされてあふれ出る状態を言います。
愛は対象の必要を感じて助けてしまうのです。助けるとさらに必要を知るのです。
あらゆる識別力によってその必要が吟味されます。愛する対象に真にプラスになるのか絶えず吟味するのです。なぜならキリストの愛がそのように教えています。
祝福がありますように。
佐々木
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