2009年8月17日月曜日

今週の聖句

みことばを実行する人になりなさい。
御言葉を聞いて行わない人がいるなら、その人は自分の生れつきの顔を鏡で見る人のようです。自分から眺めて立ち去ると、すぐにそれがどのようなものであったか忘れてしまいます。
ところが完全な律法、すなわち自由な律法を一心にみつめて離れない人は、すぐに忘れる聞き手にはならないで、ことを実行する人になります。こういう人はその行いによって祝福されます。
(ヤコブ書1:23,24,25)

クリスチャンがみ言葉を実行する人になるのはむずかしい問題です。

ここにその秘訣が書かれています。クリスチャンが聞くだけの人に終わってはいけません。聞くだけの人は、その人の生まれつきの顔を鏡に映して眺める人に似ています。鏡に移った自分の姿をみても、立ち去るとそれがどのようなものであったかをすぐ忘れてしまいます。

しかし、自由をもたらす完全な律法を一心に見つめ、これを守る人は聞いて忘れる人でなく行う人です。

御言葉を聞くだけでなく行う人はじぶんの顔を鏡に映して一心にじーと見つめている人です。聞くだけで行わない人はさっとみて、ぱっと立ち去る人は自分を欺くのです。

ぱっと見て立ち去る人はじぶんの本当の姿をわすれて、ありもしない何か偉い者のように、現実の自分より優れた者であるかのように自分を欺くのです。

御言葉を聞いて行う人と言うのは、自分が何者であるかという自分の正体をずっと見続ける。高ぶることなく、いつも神のもとに謙遜に、自分はこの程度でしかない。自分という者は神様のお力にすがらなければ歩けない。そういう自分の低さ、弱さ、醜さを見続ける、このためにみ言葉を聞くだけでなく行い続けることが大切なのです。

言い換えればみ言葉を受け入れ信じることなのです。

祝福をお祈りしています。

佐々木 博

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