ダビデは、民を数えて後、良心のとがめを感じた。(Ⅱサムエル24:10)
ダビデの率直な信仰の現れです。不思議な事件です。ダビデが心動かされ人口調査を行いました。しかし、これが罪へのいざないだったのです。
人口調査はこれからの国の体制維持や外敵への備えを考えると、むしろ必要と思われた。しかし、ここに罪のいざないの不気味さがあります。
王の命令でヨアブと将校たちはイスラエル全土を調査します。ユダとイスラエルの兵士合わせて130万というのです。
しかし、ダビデは兵士を数えた後、良心の咎めを感じました。
ダビデが良心の咎めを感じたのは130万の兵士を持つ魅力とその頂点にたった自分自身に満足したときです。
得たいと思っていたものが手に入り満足する時、その満足したものが空しさとなり、自信は不安となります。
頼っていたものがいつの間にか、主ではなく目に見えるもの、自分自身に変わっていたからです。こんな経験ありませんか。
落ち込んでいる時、悲しんでいる時、神が遠く感じる時、幸いです。あなたの信仰が大きく成長する時です。
彼に信頼する者は、失望させられることがない。(ロマ9:33)
祝福をお祈りしています。
佐々木
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