2010年1月20日水曜日

今週の聖句

私があなたがたに最も大切なこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次の事です。キリストは聖書の示すとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、また、葬られたこと、また、聖書に従って三日目によみがえられたこと・・・
(Iコリント15:3)

私は今年の初めから大変厳しい人生を送っているご家族と、見事に主の証しの人生を全うした2家族の葬儀に立ち会いました。ご家族として初めて家族旅行し、旅行先で8ヶ月の胎児を死産した若いご夫婦です。またもう一人の方は71歳でしたが、パーキンソン病と闘い見事に良き証しを立てて、天国に召された兄弟です。

8ヶ月の胎児は女の子でした。1週間前に検診を受け、大丈夫といわれ、お正月の帰省旅行でした。朝には大きな喜びと期待に膨らんでの旅行でした。しかし、6時間の長旅に母子共に無理であったのでしょう。

このご家族は昨年の10月に3年間白血病と戦った7歳の女の子を失っているのです。なんとなんとこの傷が癒される前に、3月出産予定の女の子を失ったのです。言葉もありません。

71歳の兄弟は長老として神と教会に仕え、所属教会の基礎を築き、会堂建設に用いられ、それは見事なキリストの実を結んだ生涯でした。12年間パーキンソン病と闘ったのですからこの人生も厳しかったと思います。パーキンソン病は脳から出る神経伝達物資ドパミンの減少により、体の動きが出来なくなる病気です。年ごとに、月ごとに、日ごとに衰えを感じる毎日。当人でなければ分からない、悩みや苦しみ、悲しみ、それにご家族、しかしこうした人生の中にある希望と慰めは何だろう。

それは復活です。天国で再会できる、この見ゆる地上での生涯はどうであれ、クリスチャンの持っている希望は復活です。栄光の朽ちない体によみがえる信仰です。

キリストは私のためにも、あなたのためにも十字架にかかって下さいました。そしてあなたのために私のために栄光の体をもって復活されたのです。

祝福をお祈りしています。

ほっとして、勇気がでて、元気の出る
幕張本郷クリスチャンコミュニティ
佐々木 博
043-275-5254
日曜礼拝 毎週日曜日午後3時
水曜礼拝 毎週水曜日午後1時30分

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