2010年2月15日月曜日

今週の聖句

地震のあとに火があったが、火の中にも主はおられなかった。火のあとに、かすかなほそい声があった。(Ⅰ列王記19:12)

エリヤは王や神の民に対して、神の御声としての役割を果たす多くの預言者の一人でした。彼は北王国イスラエルがアハブとその妻イゼベルの指導によって誤った方向に進んでいることを憂いていました。

イゼベルによって神の預言者は悪者扱いされ、捕えられたり、殺されたりしました。イゼベルは異邦の出身であり、熱心にバアルの偶像礼拝を行っていました。さらにアシェラの預言者も養っていたのです。そこでどちらが真の神であるかを証明するためカルメリ山で450人のバアルの預言者と400人のアシェラの預言者を集め、神の預言者はエリヤ一人でしたが対決し、見事に偶像の神に対して勝利をしたのです。彼は数多くの奇跡を行う人でした。

しかし、この奇跡のあとイゼベルに殺されることを恐れ、いのちを救うために逃げました。心が疲れたのです。神に養われて40日40夜歩いて神の山ホレブに着いたのです。ほら穴で一夜過ごした後、神の前に立ちました。主が通り過ぎられると激しい大風が山々を裂き、岩岩を砕いた。しかし、風の中にも、地震の中にも、火の中にも主はおられなかったのです。いったいどこに主はおられるのでしょう。

するとそのとき主のほそい声を聞いたのです。その声を聞いた時エリヤは納得しました。奇跡や癒しの体験を私たちは求めます。信じています。しかし、実際そのような経験が信仰を持続させ、信仰を深めることはすくないのです。

毎日のデヴォーションのなかで聞く神のほそい声こそわしたちの信仰を確かなものにさせ、神をさらによく知る源なのです。そして神に信頼し、神を愛する信仰こそが本当なのです。

祝福をお祈りしています。

幕張本郷クリスチャンコミュニティ
佐々木 博
043-275-5254
日曜礼拝午後3時から
水曜集会午後1時30分から

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