2010年10月19日火曜日

今週の聖句

ノアは正しい人であって、その時代にあっても全ったき人であった。ノアは神と共に歩んだ。創世記6:9

ノアの時代は神の前に堕落し、地は暴虐に満ちていました。新約聖書では神を知らない異邦人のように情欲におぼれず、このようなことで、兄弟を踏みつけたり、欺いたりしないことです。ノアの時代はbc4000年ごろです。イエス様の時代は2000年前です。同じように人は神の前に堕落していました。現代はどうでしょうか。まったく同じではないでしょうか。むしろ、わたしたちは神の前に罪を重ねています。悪くなっているのです。それは毎日の新聞、テレビニュースの報道のとおりです。

そうした中でノアは神の前に正しい人であり、かつその時代にあっても全ったき人でありました。聖書は面白い事を書きます。その時代と書いています。その時代とは、神を神として敬うことない時代です。

人々は神の前に堕落し、快楽を追い求めていました。そして暴力がはびこり、人々はすさんだ生活をしていました。現代もまったく同じではないでしょうか。

そうした中でノアはただ一人神の前に正しく歩んだ人でした。正しくとは、罪を犯さないということではありません。ノアも罪人です。

神の前に誠実に真実に歩んだということです。世の流れに抗して生きたということです。そして、全ったき人でした。

自分の弱さ、愚かさを充分に理解した人でした。全ったき人とは、神に降参した人のことです。犬や猫が無条件に自分をさらけ出すのは、自分のおなかを見せることです。自分の飼い主に甘えて、自分の最も無防備な姿を見せることです。お腹は最も弱いところです。なにも防御するものがありません。ガブっと噛まれたらおしまいです。

ノアは自分の弱さ、愚かさを神の前にさらけだすことのできた人です。自分を等身大で理解できた人物です。私たちも、神の前に飾ることなく等身大で生きられたら、神に喜ばれるのです。神と共に歩むことが出来るのです。

祝福をお祈りしています。

幕張本郷クリスチャンコミュニティ
佐々木 博 
043-275-5254
礼拝 毎日曜日 午後3時
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千葉三浦綾子読書会
11月7日(礼拝午前11より、セミナー2時30分から4時まで)
講師:森下辰衛先生
課題図書 舌切雀のクリスマス

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