2009年9月14日月曜日

今週の聖句

私が子どもであったときには、子どもとして話し、子どもとして考え、子どもとして論じましたが、おとなになったときには、子どものことをやめました。(Ⅰコリント13:11)

わたしはこの聖句に、パウロの現実をきちんと理解し、受け入れる力の凄さを感じます。ごく普通のことです。子どもの時は子どもとして考え、行動したのです。よくても悪くてもそれが最善で、それしかできなかったのです。

パウロのこの言葉は自分の、その年齢にふさわしく、考え行動することを教えています。誰でも若い時の失敗や後から考えると火の出るような恥ずかしい事柄などを思い出します。なんと自分は若かったのだろう、何と分別がなかったのだろうと考えます。

パウロは私たちのそうした過ちを、子どものときは、子どもとして考え、子どもとして行動したのだ、今、大人に成長したとき分別を十分に働かせなさい、とさとしています。次の聖句は、有名な愛について書かれた言葉です。私たちがまだ不完全であったときにキリストに救われ、キリストの愛を知った後では、分別が違ってきます。愛を知ったからです。

愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。愛は自慢せず、高慢になりません。礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず、怒らず、人のした悪を思わず、不正を喜ばずに真理を喜びます。すべてをがまんし、すべてを信じ、すべてを期待し、すべてを耐え忍びます。(Ⅰコリント13:4~7)

祝福をお祈りしています。

佐々木

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