2011年7月4日月曜日

今週の聖句

しかし、わたくしは、あなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈りました。だから、あなたは、立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。
ルカ22:37

最後の晩餐でペテロに言われたお言葉です。そしてこの後、あなたにいいますが、きょう鶏が鳴くまでに、あなたは3度、私を知らないと言います。しかし、こう主に言われる前にペテロは「主よ、ご一緒になら、牢であろうと、死であろうと、覚悟はできております。」

私たちは自分の信仰に絶対の確信を持っています。間違いなく神に愛され、十字架の愛に救われました。自分の人生はこの信仰の上に固く立っています。そして教会生活に参加し、礼拝、献金、奉仕と十分すぎるほどの信仰生活を送っています。しかし、シモン、シモン。みなさい、サタンがあなたがたを麦のようにふるいにかけることを願って、聞き届けられました。

ヨブの記事をおもい出す場面です。サタンは私たちを絶えず不信仰へ、不信仰へといざなう者です。しかし、イエス様が私たちの信仰を守っていて下さっているのです。ペテロのように、その時、その時の状況、感情などで、牢であろうと、死であろうと覚悟して信仰生活をまっとう出来ると考えています。

イエス様はペテロの本質、いや私たちの本質を見抜いておられます。私たちが厳しい場面に立たされたり、信仰が自分の損得に結びついた時など不信仰の世界にあっさりと入ってしまうほどに、弱い信仰であると思います。まさに、ペテロがそうでありました。3度主を拒んだのですから。イエス様は「わたくしは、あなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈りました」と言われたのです。ペテロはイエス様の執り成しによって、立ち直ることが出来たのです

いま、3・11以後、いろいろなかたちで絆が叫ばれています。クリスチャンの絆はこのとりなしの祈りにあると思います。執り成しは相手の理解と必要から生まれてきます。この厳しい現実のなかで、真実の共同体を立てあげて行く力は、あなたのために祈りましたということであろうと思います。

今は祈りが最も要求されています。多くのクリスチャンたちが傷ついているからです。祈りましょう。ただ祈りましょう。御互いが弱いからです。

祝福をお祈りしています。


幕張本郷クリスチャンコミュニティ
佐々木 博 
043-275-5254

礼拝 毎日曜日 午後3時
集会 毎水曜日 午後1時30より

お知らせ
千葉三浦綾子読書会
7月9日(2時から4時まで)
会費300円
課題図書 塩狩峠

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