2011年7月25日月曜日

今週の聖句

主は答えて言われた。「マルタ、マルタ。あなたはいろいろなことを心配して、気を使っています。しかし、どうしても必要なことはわずかです。いや、一つだけです。マリヤはその良い方を選んだのです。彼女からそれを取り上げてはいけません。」ルカ10:41,42

有名な個所で、教会では誰でもマリヤのような信者がほめられているような気が致します。そして、マルタにならないでマリヤのようになりなさいというのが定番のお勧めのような気がします。奉仕に一生懸命の教会員の方はなんとなく肩身の狭い思いをしているのではないでしょうか。

主の足元に座って、御言葉に聞き入っていた。誰でもかくありたいと思います。物語は、イエス様が旅を続けているうち、イエスがある村に入られると、マルタという女が喜んで家にお迎えした。マルタは一生懸命イエス様の接待のために働いた。しかし、妹のマリヤは一向に働こうとはせずじっとイエス様の御言葉に聞き入っていました。その様子にマルタがいら立って、「主よ妹が私だけにおもてなしをさせているのを何ともお思いにならないのでしょうか。」

なんとなく光景が浮かんできます。姉妹の性格の違いも明らかです。イエス様はこの家で多分休息とお話をしたいとお考えになって入られたのでしょう。マルタはもてなしたいと思いました。そこでいろいろ気を使ったのです。マリヤはイエス様のお話を聞きたいと思いました。どちらもイエス様に対するおもてなしです。

その人にとっての行動の選択肢はいくつもあります。しかし、その状況のなかで自分にとって最善なものは常に一つです。マルタは接待に集中すればよいことですし、マリヤは熱心にイエス様の御言葉に耳を傾ければよい事なのです。イエス様はマルタに私の話をマリヤと一緒に聞きなさいとは言いませんでした。人それぞれです。その人の大事なものを大事にすることが、今求められいます。イエス様はそのことに気付かせて下さったように思います。

皆様の健康のためにお祈りしています。

あなたの居場所の見つかる教会
幕張本郷クリスチャンコミュニティ
佐々木 博
043-275-5254

礼拝 毎日曜日 午後3時
集会 毎水曜日 午後1時30より

お知らせ
千葉三浦綾子読書会
9月10日(2時から4時まで)
会費300円
課題図書 泥流地帯Ⅰ

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