2011年8月15日月曜日

今週の聖句

ロトが目を上げてヨルダン低地全体を見渡すと、主がソドムとゴモラを滅ぼされる以前であったので、その地はツォアルのほうにいたるまで、主の園のように、またエジプトの地のように、どこもよくよく潤っていた。それでロトはそのヨルダンの低地全体を選び取り、その後、東の方に移動した。こうして、彼らは分かれた。創世記13:10

ロトはアブラムの甥です。テラは息子アブラム、ナホル、ハランを生んだ。そのハランの息子でした。しかし、ロトの父ハランはテラが存命中になくなりました。父テラが亡くなった時、アブラムに主の召命がありました。そこで行くところ知らずしてハランを出発しました。

神の選びと、アブラムの信仰による決断でした。ロトも同じくアブラムと信仰を同じくしての決断であったと思います。アブラムは甥っ子ロトの面倒をよく見てきたと思います。ハランを出発し、カナンに入り、飢饉に会いエジプトに下り、さらにエジプトを追放され、最初に祭壇を築いた、ベテルとアイの間、最初に祭壇を築いた所に戻ってきた。

問題が起きました。彼らには財産がふえたのです。二つの群れを充分に養う牧草地ではなかったのです。そこでアブラハムは、僕たちもいさかいを起こすようになった。ちょうど、お互いにわかれの時が来ました。アブラムは叔父さんの権威を用いずロトに相談をしました。全知はあなたの前にあるではないか、わたしと別れてくれないか。こうしてロトはヨルダンの低地全体を取り、その後東の方に移動した。こうして彼らはお互いに分かれた。創世記13:9~11

ロトの信仰と人柄がよくわかる個所です。ロトはハランを出発いらい、叔父アブラムにお世話になって来ました。長い旅路、お互い多くの苦労を重ねてきた事でしょう。そしてそこそこの財産をそれぞれ手に入れました。アブラムは謙遜です。土地の選択権を甥ロトに譲ったのですから、土地選びは生涯に大きな影響を与えます。その大事な権利を叔父としての権力をつかわなかったのです。アブラムの信仰、人格があらわされています。それに対し、ロトの行動はどうでしょう。さんざんアブラムにお世話になったにも関わらず、お礼の言葉も感謝の言葉もありませんでした。ここにロトの生涯が暗示されています。ロトにはもっともだいじなもの、感謝と謙遜がありませんでした。

朝晩秋風を感じますが、毎日30度以上の気温です、体調に注意ください。
お祈りしています。


幕張本郷クリスチャンコミュニティ
佐々木 博 
043-275-5254

礼拝 毎日曜日 午後3時
集会 毎水曜日 午後1時30より

お知らせ
千葉三浦綾子読書会
9月10日(2時から4時まで
会費300円
課題図書 泥流地帯

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