2011年9月27日火曜日

今週の聖句

主は約束されたとおり、サラを顧みて、仰せられたとおりに主はサラになさった。創世記21:1

神様はご自分の約束に忠実なお方です。創世記17:19で約束された、いやあなたの妻サラがあなたに男の子を生むのだ。あなたはその子をイサクと名付けなさい。

この約束はアブラハム99歳の時のものです。アブラハムにはエジプト人の女奴隷ハガルからイシュマエルが既に与えられていました。このイシュマエルが与えられてから13年間、神様は沈黙をまもっておられました。この間、アブラハムとサラの間にどんな事柄が起きたのでしょうか。

子供が10年間待ってもサライに与えられないので、妻サライは夫アブラハムに自分の女奴隷を妻として与えることにしました。その結果アブラハムの家庭に不和が生まれました。女奴隷ハガルの態度が変わったのです。

その後彼女はみごもったのを知って、自分の女主人を見下げるようになった。わたしに対するこの横柄さはあなたのせいです。日常どこの国でもまた家庭でも起こるような出来事です。女奴隷ハガルの存在が家庭に不和を与えていました。これはアブラハム、サライ二人の人間的な解決に頼った結果です。

子供を産めないサラにとって、それがどれほどのつらさであったか、また10年目にアブラハムの子をなすためとはいえ、自分の奴隷を夫にあたえることがどれほどの決心であったか。それは10年間サラが忍耐したことにあらわされています。しかし、神の選びの摂理は、そのような人間的な小細工は通用しません。

神様はあくまでアブラハムの末、正当な後継者、すなわちアブラハム、サライの夫婦から生まれる子供が約束の子供なのです。

99歳と89歳の夫婦にとって人間的に不可能な状態になった時に神の約束は成就したのです。人は人間的なものに失望する時、神の絶対的な力を経験します。今は何と人間的な時代でしょう。

ああ、神の知恵と知識の富は、何と底知れず深い事でしょう。ロマ11:33

幕張本郷クリスチャンコミュニティ
佐々木 博 
043-275-5254

礼拝 毎日曜日 午後3時
集会 毎水曜日 午後1時30より

お知らせ
千葉三浦綾子読書会
11月12日(2時から4時まで)
会費300円
課題図書 続泥流地帯

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